青空授業をマラウイで

マラウイで過ごす日々を綴ります。

タイピング地獄

 マラウイにある私が活動している小学校には、日本でいう校務分掌的な「委員会」と呼ばれるものがあります。

 

前学期のテストで色々問題があった(教員ストライキがなぜかテスト期間中に始まってしまい、テスト委員会メンバーと校長、教頭以外の先生たちが全然こない、問題用紙の文字がかすれていてよく見えない箇所多発)のを一緒に手伝った成果を見込まれ(?)てか、今学期から私もテスト作成委員会に加入されることになりました。

 

そしていよいよ今月末から学期末テスト。

 

ところでマラウイの小学校は学期末ごとにテストがあり、その点数60点分+それまでに受けた小テスト40点分の合計100点で成績が出されます。

 

ちなみに1学期と2学期の成績は進級に全く関係なく、3学期のテスト一本勝負で進級が決まります。このとき6科目の合計の半分以下(300点)の点数を取ると留年します。(一クラスの人数が多すぎて出席もあまり取られてないし、このシステムだったら1学期と2学期真面目に来る気失せると思うのですが…来てるみんな偉いな…)

 

それはいいとして、マラウイの小学校は生徒数多すぎて紙代とプリント代がとんでもないことになるため、1~4年生は黒板に板書されたテストを書き写して回答、5年生からやっと紙でテストを受けることができます。

 

いつもはテストのタイピングを業者(といってもタイピングできるその辺の人)に任せてるんだけど、どうやらそこから問題が漏れてカンニング事件が起きている…

どうしよう…!そうだ、今回からは彼女が委員会メンバーだし、パソコン持ってるし、タイピングできるではないか…!

ということでテストのタイピング役に任命されました。

 

6年生を持っているときにテストを見ていたらそんなに分量も多くなさそうに見えたので「全然いいですよ~」と言って引き受けました。

 

が、甘かった…

多い…7、8年生のテストの分量多い…

 

今週は授業以外はほぼタイピングして一日が終わりました。

 

元のテスト資料の提出が遅いのも相まって急ピッチでやらねば間に合わず、今週は8年生への算数の補講授業も教えられませんでした。

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この土日もタイピングしてます。肩が痛いです。

この後も寝るまでタイピングします。

 

来学期は引き受けないことを心に誓いました。